東北六県地域商社協同組合について

目的

東北6県地域商社協同組合(理事長:廣田拓也、以下当組合)は、東北地域商社間の情報共有ネットワークと人材発掘を行い、共に東北地域商材の発掘とマーケティング、販路開拓を行い、東北六県のそれぞれ特性を生かしながら、東北ブランドを強いものにし、東北に新しい文化と価値を創造することを目的とした協同組合を設立します。2011年に発生した東日本大震災は東北地域の産業、特に農林水産業や観光産業に大きな被害を発生させました。震災から10年が経過し確実に復興は進んできていますが、従来、経営基盤が脆弱であった地域の特産品の生産や流通を担っていた企業の経営は未だ厳しいのが実情であります。
東北には魅力ある文化、食材、自然資源が多く残されています。これらの資源を発掘し、新しい形で消費者へ届けることが東北地域の経済発展には必要であり、その役割を担うのが各地域で活躍する地域商社です。当組合は東北各地の地域商社やその活動をサポートしている企業により結成される事業協同組合であり、協同組合の理念である相互扶助の精神を基盤に、互いの経営資源を補完しつつ新たな東北地域の魅力や製品を共同で発掘、販売していくことを目的に活動を実施していきます。
また当組合は広く東北各県の地域商社事業(小売・卸・PRマーケティング等)を行う正会員事業者及び個人を引き続き募集して行きます。

組織及び事業の概要

名 称 東北六県地域商社協同組合
地 区 青森県、宮城県、秋田県、岩手県、
山形県及び福島県の
区域とする。
事務所の所在地 福島県二本松市安達ヶ原5丁目254-12/ TEL.0243-24-1666
代表者 代表理事 廣田 拓也
設 立 2022年1月19日
組合員たる資格 (イ) 食品製造業、飲食料品卸売業、専門サービス業及び映像・音声文字情報制作業を行う事業者であること。
(ロ) 組合の地区内に事業場を有すること。
事業計画の概要 (イ) 組合員の取り扱う商品の共同販売
(ロ) 組合員の取り扱う資材の共同購買
(ハ) 組合員の取り扱う商品の共同受注
(ニ) 組合員の取り扱う商品の共同宣伝
(ホ) 組合員の取り扱う商品の市場開拓
(ヘ) 組合員の事業に関する経営及び技術の改善向上又は組合事業に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供
(ト) 組合員の福利厚生に関する事業
(チ) 前各号の事業に附帯する事業
設立発起人 ・株式会社あきんど(福島県)
・ノリット・ジャポン株式会社(秋田県)
・株式会社ツバサ(秋田県)
・株式会社東北ヨシオカ(宮城県)
・株式会社コンセプト・ヴィレッジ(福島県)
・ヘルベチカデザイン株式会社(福島県)
・株式会社AMEKAZE WORKS(福島県)

具体的な取組み

東北六県地域商社協同組合では、東北各県にわたる様々な事業者とユニークな人材ネットワークにより、東北の各事業者および会員の業務をサポートします。

1.「つくる」サポート

〜生産、開発に関するご相談〜

東北において生産者がその活動を続ける上で、消費者に与える総合体験を正しく伝える価値作りのお手伝いをします。また新しく生産事業を始めたい方への経営理念の作成、事業申請、事業計画、連携事業者のご紹介、原材料情報のご紹介、ロゴデザインやWEB制作、パッケージデザイン、店舗デザインなど総合的なサポートを行います。

2.「売る、伝える」サポート

〜販路・販売・プロモーションに関するご相談〜

生鮮品や加工品、業務用食材等の販売をサポートします。商品特性や生産能力に合わせて、東北域内流通から、首都圏の百貨店やセレクトショップ、EC販売など様々な販路開拓のお手伝いやコンサルティングを行っています。

3.「つなげる」サポート

〜人材開発・事業承継に関するご相談〜

東北の風土を生かした地場伝統産業など、その貴重な技術と歴史を伝え継続していくためのお手伝いを行なっています。

4.東北情報の集積・共有

東北六県地域商社協同組合では、各県で有機的に活動する地域商社によって構成されているため、大手商社では手の届かないような商品情報を保有しています。

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